2016年1月29日 マイナス金利政策の導入が決定!これって我々一般の預金・貯金への影響はあるの?預貯金を引き出してタンス預金にした方がいいの?というギモン!
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「マイナス金利」は我々庶民の預金・貯金に関係があるの?
答えはぼ「ノー」です!実は日銀と民間銀行の間のハナシ!
まぎらわしいぞ!「マイナス金利政策」!
- 普通、「マイナス金利」というと我々一般ピープルの「預金・貯金」の金利もマイナスになると思ってしまいますよね!
- でも実は違うんですよね!「マイナス金利政策」は、日本の中央銀行(日本銀行)と「民間銀行」の間でのお話なのです。
- 民間の銀行は、余剰分のお金を中央銀行(日銀)に預けているんです!
- いわば、この民間銀行の預金(当座預金)であるお金に対する利子を「マイナス」にするということなんです。
- ですから我々一般庶民の預金・貯金の金利を「マイナス」側にシフトさせることではありません!
- ではどうして「中央銀行(日銀)」と「民間銀行」間の金利をマイナスにシフトする政策をとるのでしょう?
マイナス金利政策を導入するワケは?
中央銀行(日銀)と民間銀行の間の金利をマイナスにするとどうなる?
- 民間銀行が中央銀行(日銀)に預けている一部のお金(余剰資金)に対しての金利 がマイナスになるのですから、日銀に預けておくとお金が減っていくということになります。
- 我々一般庶民が民間銀行に預けている預金とはケタ違いのお金ですからダメージは大きいはず!
- ですので民間銀行は中央銀行(日銀)に預けていたお金を自分のタンスに戻す行動に出ます。
- この引き出したお金は、そのままだと増えも減りもしません!
- そこで民間銀行はこの引き出したお金を「株式投資」に回したり、「企業」や「住宅ローン」などに貸し出すということをします。
- つまり中央銀行(日銀)に預けていた民間銀行の余剰資金が、市場に「おはようございま~す!」と出てくることになり、市場が活性化するというわけです!
- この「市場の活性化」が「マイナス金利政策」の狙いなのですね。
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この「マイナス金利」が我々の預金には関係がないといえる根拠!
もし「マイナス金利」が我々の預金に関係があったらどうしますか?
- 答えは満場一致で「銀行から預金を引き出してタンス預金にする!」ですよね!
- でも日本中の我々一般預金者がそう考えた瞬間!とんでもない事態になりますよね!
- そうです!「取り付け騒ぎ」が起こりますよね!
- 自分の銀行預金を全額銀行から引き出すということをするわけです!
- そんなことになったら民間銀行はえらいことです!へたすりゃ破綻しますよね!
- 国や銀行がそのようなことはしない!という理由がわかりましたね!
- 確かにわれわれの預金金利も0.005%レベルでの引き下げはあるかもしれませんが、金利がマイナス側にシフトすることはないということですね。
- ですから「安心してください!」我々の預金をタンス預金にしなくても大丈夫ですよ!ということなんです!あ~よかった!
まとめ
- 2016年1月29日 「マイナス金利政策」が導入される!
-
「マイナス金利」実は日銀と民間銀行の間のハナシ!
- ちょっと待った!タンス預金!我々一般預金者の金利の話ではありません!
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