車のバッテリーの端子のはずし方で迷ったことはありませんか? プラスマイナスどちらを先にはずすのか?この順序を間違えるとショートさせて故障の原因を作ってしまいます!はずす順序はしっかり覚えておきましょう!
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車のバッテリーのはずし方 車のアースの極性を知る!
車のアースはプラス?マイナス?
基本はマイナス!
- 現在の車のアースはマイナスが基本です。
- 一部の旧車やヨーロッパ車にプラスアースの車両があるようです。
- カーオーディオ機器なども「ケース」「シャーシ」にマイナスが接続されています。
- つまり、車の車体とオーディオ機器の「ケース」「シャーシ」をボルトオンした段階で、マイナスにつながる仕組みです。
- あとはバッテリーのプラスとカーオーディオ機器のプラスを接続すればOKとなります。
車のバッテリーのはずし方 プラスマイナスどちらを先にはずすの?
答えは「マイナス」が先です!
なぜマイナスが先なの?
- マイナス側をはずさずに、プラス側をはずそうとした場合、車のシャーシにはマイナスがつながったままですから、プラス側をはずすときに工具がシャーシに当たると「ショート」してしまいます!
- 感電はもちろん、故障にもつながります!
- ひどい場合には火災、鉛バッテリーですからショートしたことにより、バッテリー自体のプラスとマイナスが逆転!そうです極性が逆になってしまう場合もあるのです!こうなったらアウトです!爆発の危険もあります!
- ですから先にマイナス側をはずして、シャーシのマイナスを遮断する必要があるのです!
- ただ、最近の車はバッテリーをはずす前に、メモリー用の補助電源をつないでからはずす必要がある車がありますので、良く調べてからバッテリーをはずすようにしましょう!
再び取り付けるときは「プラス」側から取り付けます!
- プラス側を接続したら、この端子には絶縁用にカバーをかけておきます。
- これもショート防止のためです!必ずカバーをつけましょう!
- そして、次にマイナス側を接続して完了です!
※注意!特に「開放型の鉛バッテリー」は要注意!水素ガスが発生し、そのガスが溜まっていたり、放出している場合があるので火気厳禁です!もちろんショートによる火花も同様!バッテリーの中の液体は「希硫酸」です!爆発させたら大変です!慎重に作業を行いましょう!
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車のバッテリーのはずし方 安全のための道具を確認!
皮膚と目の保護は必須!
バッテリーの電解液は希硫酸!
- 保護メガネで目を保護しよう!
- ゴム手袋で手の皮膚の保護と感電防止策をとろう!
- バッテリー端子のボルト・ナットに合ったスパナを用意しよう!
- メガネレンチも良いのですが、長さの短いスパナの方がこの作業には向いています!
- 工具をうっかり落とした場合なども、短い工具のほうが「ショート」の危険度は少ないです。
できれば足の保護も!
- カーバッテリーは非常に重いです!
- 普通車などの40B19R/Lでも9~10kgあります!
- 足の上に落としたら大変です!
- 安全靴があれば安心です!(ホームセンターで2~3000円くらいからあります。)
まとめ
- カーバッテリー はずすときは「マイナス」から!
- 取り付けるときは「プラス」から!
- カーバッテリーの中身は「希硫酸」と「鉛」!
- 保護メガネを着用しましょう!
- ゴム手袋も忘れずに!安全靴を履けば更に安心!
- メモリー機能のある車は、バックアップ電源をつないでからバッテリーをはずしましょう!
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