雪道走行での冬用タイヤ、スタッドレスタイヤの空気圧の適正値は?上げた方が良いのか?下げた方が良いのか?グリップしやすいのはいったいどちらでしょう?雪が無い舗装路面ではタイヤ空気圧が低いとが燃費が悪くなります。高速道路走行時は既定の空気圧の2割増しくらいに空気圧を上げるのが良いと言う話を聞いたことがあります。これは本当なのか?では冬用・雪道用のスタッドレスタイヤの場合はどうすればよいのでしょうか?
スポンサードリンク
雪道走行 冬用 スタッドレスタイヤの空気圧 まず自分の車のタイヤ空気圧適性値を知るには?
自分の車のタイヤ空気圧適性値を知る
※この記事の情報は、普通乗用車のタイヤについての記事であり、普通乗用車のタイヤについての取材内容に基づいています。
ちなみに私の車は軽のワンボックスですが、タイヤの空気圧は下の写真の通りです。運転席側の車内(ドアピラーなど)や、給油口のふたの裏面などに貼ってあります。
シールの表記の見かた
- 「一般・高速共」=一般道路走行・高速道路走行 共に同じ空気圧でOKということです。
- 「タイヤサイズ 145R12-6PR LT 」=この車種の指定タイヤサイズです。
- 「4輪とも、指定タイヤサイズ、同一種類のタイヤを装着してください。」=前後輪の4つのタイヤは全て同じ、指定のものを装着してください。(そのまんまですね。(笑))
- kpa (kgf/cm2)=空気圧の単位です(cm2の2はmの右上に2乗を表す小さな2です。以下同様)。どちらも圧力の単位で、「kpa」の読み方は「キロパスカル」、「kgf/cm2 」の読み方は「キログラム フォース パー 平方センチ」と読みます。100 kPa=1 kgf/cm2 です。
- 「kpa」は、1平方センチに、何ニュートンの力がかかっているかということ。(現在はコチラが主流)
- 「kgf/cm2 」は、1平方センチに、何kgの力がかかっているかということ。(以前はコチラが主流)
- 前輪 220(2.2)=前輪の空気圧は、220kpa(2.2kgf/cm2)が規定値ですということです。
- 後輪 350(3.5)=後輪の空気圧は、350kpa(3.5kgf/cm2)が規定値ですということです。
雪道走行 冬用 スタッドレスタイヤの空気圧の適正値は?
スタッドレスタイヤの空気圧の適正値について聞いてみました。
ズバリ!車両のシールの数値でOK!
タイヤ屋さんによると、スタッドレスタイヤの空気圧は車両の標準タイヤの空気圧と同じで良いそうです。
アイスバーンを走ることが多い時は、空気圧を下げると聞いたことがあるのですが、下げても10kpa(0.1kgf/cm2)程度なのだそうです。
基本的に空気圧が低いと、パンクしやすくなったり、最悪の場合はバーストする可能性もあるため、1か月に1回はタイヤの空気圧をチェックするようにしてくださいとのことでした。
スポンサードリンク
雪道走行 冬用タイヤ タイヤメーカー各社のスタッドレスタイヤ銘柄
国内タイヤメーカー(ブランド)のスタッドレスタイヤ銘柄
- ブリジストン=「ブリザック」
- 横浜ゴム=「アイスガード」
- ダンロップ=「WINTER MAXX」
- ファルケン=「エスピア」
- 日本グッドイヤー=「アイスナビ」
- トーヨータイヤ=「オブザーブ・ウィンタートランパス」
海外タイヤメーカーのスタッドレスタイヤ銘柄
- ピレリ=「ウィンター・アイス・アシンメトリコ」
- ミシュラン=「X-ICE」
まとめ
- スタッドレスタイヤの空気圧は車両の標準タイヤの空気圧と同じで良い
- 1か月に1回はタイヤの空気圧をチェックするのが安全
- 「kpa」の読み方は「キロパスカル」
- 「kgf/cm2 」の読み方は「キログラム フォース パー 平方センチ」
スポンサードリンク